関東民が関西民になって

結婚して引っ越して考えていること

ちょっとずつ嘘をつく大人

新しい職場は、より立場が曖昧と言いますか

私には何も力がない状態で

情報もほとんど入ってこないような状態で

ときどき板挟み、のような状態になることがあります

 

情報を手に入れる努力をすればいい、と言われてしまえばそれまでですが

多方面からの情報収集はほぼ不可能です

 

板挟みになったら

選択肢はいくつかあって

・どちらかにつく

・中立を保つ

大なり小なり、このどちらかしかないと思うのです

 

どちらかにつけるほど、私の持っている情報は多くないので

いつもいつも、正直に答えるだけになってしまいます

 

そしてただでさえ、頭の回転が衰えているのに

遠回しな表現をして、時にはちょっと嘘をついて

うまいことやり過ごす、というのがとことん下手くそです

 

どの国にも歴史物はありますが

時の権力者は、そういう曖昧な表現とか

相手の言葉の裏を読むとか

本来ならとても勉強になるのでしょう

 

そういった類いの物語は、本でもドラマでも映画でも

さんざん見ているはずなのに、そういう駆け引きは

どうしても自分では生かせません

日常でどう使えばいいのか、私には分かりません

 

大人は、遠回しな表現をして暗に断ったり

時には、大きく問題にならない程度の、少しだけ真実を混ぜる小さな嘘をついて

自分や味方に有利になるようにしたりします

 

でも、私はそれが、今の職場で出来ていません

立ち位置もないし、分からないから、馬鹿正直でいるしかないのです

 

ああ、お馬鹿さん、頭悪いな、と思われているような気もしますが

それはそれでいいですし、仕方がないですし

頭悪いので、どうか巻き込まないでほしいです

使えない、ということにしておいてほしいです

 

大人としては、それではいけないのでしょうか

こういったことは、どこで学ぶものなのでしょうか

ろくに身につかずに、ここまできてしまいました